有給休暇に関するメリットが大きい薬剤師の求人の選び方

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働いていく上で有給休暇を自由に十分に取得できるのは魅力が大きいでしょう。有給休暇を取得しやすいことや、十分な日数を付与してもらえることが重要と考えて転職先を考えることも少なくありません。有給休暇にこだわりがある人が納得できる職場で働けるようにするにはどうしたら良いのかを解説するので参考にして下さい。

有給休暇は取得できるけれど実態は違うこともある

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有給休暇は労働基準法によって労働者に対して付与しなければならないものとして定められています。その中で有給休暇の取得については労働者が希望したときには原則として妨げられないことが挙げられているので、基本的には希望した日に取得することが可能です。

ただ、実際には希望している通りに取得できないことも珍しくはありません。業務上、本当に必要な場合には労働者に対して他のタイミングで有給休暇を取得するように促すこともできるからです。法律的にこのような定めがなかったとしても、問題にならない範囲で薬剤部長などの上長と本人の間で相談が行われるのが当然とも言えるでしょう。

どのくらい希望を通せるようになっているかは現場によってかなり大きな違いがあります。本当に従業員の都合を優先して取得できるように取り計らっている現場も多くなってきました。これはワークライフバランスを充実させることが国家的な課題となっているので、それに則った現場の運営をしているのです。

人材確保という観点からも有給休暇を取得しやすいのは魅力となるため、自由に取得できると主張して求人を出すこともよく行われています。ただ、求人は宣伝広告とも考えられることから、本当に取得可能なのかが疑問視されていることも多いのが事実です。

実際には有給休暇を自由に与えてしまうと現場の運営が難しくなってしまうようなところもあります。そのような人材不足の状況にある現場では希望通りに有給休暇を取得できないこともあるのが実態です。そのため、有給休暇の取得がどのような形で行われているのかは確認することが重要になるでしょう。

求人では付与日数についての情報がないこともある

有給休暇の取得のしやすさに加えて付与日数についても気になる人が多いでしょう。求人には有給休暇についての記述があるのは一般的ですが、付与日数については明記されていないことが多いのが実態です。付与日数については職場ごとに規定が設けられていて、勤続年数によって毎年何日付与されるかが決まっています。

そのため、求人に記載されていなかったとしても、職場に問い合わせをすれば開示してもらえるのが一般的です。法律で認められている範囲では付与されるのは確かですが、それ以上に付与しているかどうかは職場ごとに異なるので聞いてみるのが無難です。

また、入職した年にどのくらい付与されるかも現場によって異なります。

全日数付与されるか、日割りや月割りでの付与になるかといった点を確認しておくと良いでしょう。

職場の種類による傾向を知っておこう

有給休暇の取りやすさは職場の種類によって傾向が異なっているのにも留意しておきましょう。薬剤師の職場として典型的なのは病院や調剤薬局、ドラッグストアや製薬企業ですが、どのような違いがあるのでしょうか。まず、病院では有給休暇はあまり自由に取得できないことが多くなっています。

必要最低限の人数しか薬剤師を確保できていないことが多く、シフトを組んで24時間365日体制で現場に薬剤師が常駐できるようにしているのが原因です。

一ヶ月以上前から取得日を申請しておけばその通りになることが多いですが、来週に有給休暇を取りたいと言っても難しい場合が多くなっています。

調剤薬局でもシフト制になっていますが、パートやアルバイトを比較的多く雇っている影響でシフトにも柔軟性があります。そのため、希望通りに有給を取れるのが一般的です。ただ、人材不足になっている現場もあって有休をほとんど消化できていないこともあります。

有給消化率を目安にして職場を選べば比較的自由に取得できるでしょう。ドラッグストアについてもシフト制が一般的ですが、有給休暇は取得しやすい傾向があります。薬剤師の充足度による違いがあるのは調剤薬局と同様ではあるものの、複数の薬剤師を確保できている現場が多くなってきたので有給休暇を取りやすいのが通例です。

製薬企業は大手企業が大半を占めている影響で、ほぼ希望通りに有給休暇を取得できます。ただ、医薬品の申請業務などを担当している場合には一刻を争う時期には取得できない場合もあります。全体的な傾向としては自由度が高く、希望したときに休めると考えると良いでしょう。

見学に行って質問するのは効果的

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実態を理解する上では職場見学に行ってみるのが良い方法です。求人を選ぶときには書面情報にこだわってしまいがちですが、見学に行って現場の薬剤師に質問してみると本当の状況がわかります。有給消化率の実態についても把握できるので、求人に応募する前に見学を申し出てみましょう。

職場によって見学の受け入れ事情には違いがあるものの、大半の職場ではスケジュールを調整して受け付けてもらえます。ただ、職場によっては求人応募をしてから面接のときに見学できるといった形にしていることもあります。

その場合には少なくとも履歴書や職務経歴書を整える必要があるという点に留意しておきましょう。

物流業界での薬剤師の求人とは

実態を把握するには転職エージェントが魅力的

有給休暇についてもっと詳しい状況を理解して、納得できる職場で働きたいという場合には、転職エージェントを利用するのが魅力的です。転職エージェントは現場の実態把握に力を注いでいるので、有給休暇の取りやすさに関する情報を持っているのが普通です。

もし情報がなかったとしても調査してもらえるので安心でしょう。見学の機会も設けてもらうことができるため、自分で職場と交渉しなくても見学を通して実態を把握することも可能です。求人を選ぶときには転職エージェントの活用も検討してみましょう。

有給休暇にこだわりがあるなら情報を集めよう

有給休暇の取りやすさや取得日数についてこだわりがあるときには十分に情報を集めるのが大切です。魅力的な求人が見つかったときには実態を確認してから応募するようにしましょう。転職エージェントを利用したり、職場見学を依頼したりするのが良い方法です。

薬剤師の場合には職場の種類による違いが大きいことも加味して求人を選ぶのも肝心です。